博士(工学) 特任准教授
超スマート社会卓越教育院
東京科学大学
2010年、中国伝媒大学大学院修了(修士(工学))。2017年、東京工業大学(現・東京科学大学)博士後期課程修了(博士(工学))。2014年から2015年まで大阪大学に客員学生。博士課程修了後、2017年から2022年まで東京工業大学電気電子系にて博士研究員。2022年4月より、東京工業大学(現・東京科学大学)超スマート社会卓越教育院・特任准教授。研究分野は、スマートモビリティ、自動運転、デジタルツイン、V2X通信、UAV通信、ミリ波通信、センサーネットワーク、位置推定、アンテナ設計、エネルギーマネジメント。IEEEおよび電子情報通信学会(IEICE)会員。
国内外の大学、研究機関、企業との連携を通じて、 コネクテッド自動運転やスマートモビリティ、無線通信技術などの最前線を切り開くことを目指しています。 これらの分野における課題の解決や共同研究に関心をお持ちの方は、までお気軽にお問い合わせください。
デジタルツイン(DT)は、物理空間のシステムをサイバースペース上でリアルタイムに高精度で再現し、 その制御や最適化の結果を物理空間にフィードバックする技術である。 我々の研究は、DTに関する理論研究、実装、 さらにDTを活用したアプリケーションの展開を含み、とりわけスマートモビリティ分野での応用に重点を置いている。
無線通信(V2X)、デジタルツイン、AI、路側インフラを活用し、 自動運転および交通システム全体の安全性と効率性の向上に取り組んでいる。 理論検討やシミュレーションから自動運転の実装、実験、PoCに至るまで、幅広く展開している。
ミリ波やDSRCなどのアクセス技術を統合的に制御し、情報フローの経路制御を可能にするヘテロジニアスなソフトウェア定義型V2Xネットワーク(SDVN)を開発した。 また、V2Xを活用したアプリケーションにも取り組んでおり、協調認知や歩行者向けのリスク警告システムなどに取り込んでいる。
ミリ波を用いた4K動画の生データ伝送システムや、 効率的な周波数利用を可能にするマルチドローンフルデュプレックス通信システムなど、 多様なUAV通信システムの研究に取り組んでいる。 理論研究に留まらず、機能的なプロトタイプの開発やPoCを通じた実証実験にも展開している。
無線電力伝送システムを設計・開発し、それを室内の天井照明に統合した。 この技術を基に、バッテリーレス無線センサーネットワーク およびそれを活用した照明制御システムも開発した。
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